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2016年10月5日水曜日

うちのMacがデュアルブートしてくれなかったお話

はい。えーども、あーるすです。

10月になりました。こっちは夜は少しずつ寒くなってきましたね。
そんなことはさておき

うちのMac miniが動き始めてもうすぐ3年が過ぎました。
2013/11/17撮影。部屋のテレビをモニター代わりにOSXのMavericksをインストールしている光景。
あの頃は本当に最小限でなんとかしようとしていた頃がありました。 キーボードとマウスも最小限でって形でやってたのが、

2016/07/19 キーボードがLogicoolのK750に、マウスがM560になりモニターも30型になりました。
こうなって今では
23型モニターが寝ながらゲーム用に、メインのモニターのスタンドを取って低くマウスがM705になってキーボードもMagic Keyboardになりました。
こうなりました。

中のOSもOSX Mountain LionからmacOS SierraになりWindowsも8から10になりました。

今でも一応デュアルブートはできているのですが9月末にInsider Preview関連でちょっと問題が起きて治る気配なかったのでmacOSの方はTime MachineがあるしWindowsはAcronisの方でバックアップ取ったから別にいいやって思ってまっさらにしてから5日ほど戻すのに時間がかかった・・・

というのが今回のお話です。



どうして時間がかかったのかというともともとMacにはBootCampというデュアルブートするための便利なツールがあるんですがそれを使わずにデュアルブートをしていたからなのです。

ならどうして使わなかったのかというと起動方法が変わるからです。
もともとMacはEFIが主流でWindowsはMBR方式がメインでしたがWindows7からWindowsの方もEFIを使っての起動ができるようになりました。
BootCampを使ってパーティション切って色々するとMBRを使ってのブート(レガシーってよく言われてるっぽいです)になってしまうのでEFIブートでのインストールもできなくなってしまうためです。

ちなみにEFIブートをすると得があるのかというと起動が少し早くなったり・・・とかですかね(適当
でもどうやらIntel VT-xはレガシー方式だと無効になってるそうで色々メリットはありそうですよ。

そして今回まっさらにするになった一番の理由はWindowsの方のInsider Previewの更新が来ないままビルドの有効期限を迎えそうになったからです。
なぜかはわかりませんが全然更新は入ってこないのに期限切れますよ的な催促ばかり来るのについイラッ☆っときた自分はMacをまっさらにすることにしたのです。
問題のウィンドウ。これ出すなら次のFastリングに設定してんだし次のビルドももうリリースされてんだから早くうちのWindowsにもくれよって思いながらWindows Updateはくれませんでした。
とりあえずMacのHDDは1TBなのでとりあえず半々にしようと。
Command+Rでインターネット復元立ち上げてディスクユーティリティでHDD消去してパーティションを500GBで区切ってからUSBに入れといたWindows10のインストーラーを立ち上げてインストールするドライブを選ぼうと思ったら
このディスクにWindowsをインストールすることはできません EFIシステムでは、GPTディスクのみにWindowsをインストールできます。
なんてエラーが出てきました。
どうやら調べてみるとMacの方で勝手にパーティションを切っちゃうとMBRっぽい何かを作っちゃうようでそれをWindowsのほうがMBRを勘違いしてエラーを吐くらしいです。
こうなったらWindowsの方でディスクの処理をしてやるしかありません。でもWindowsのインストーラーはShift+F10でコマンドプロンプトを出すという便利な機能があるのでそれでやってしまおう。

以下手順
コマンドプロンプトを開く
「diskpart」を入力。(DiskpartはMacでいうターミナルのdiskutil的な機能です)
「list disk」を入力。(今PCで認識できるドライブのリストを画面に出すコマンドです。)
「select disk 0」を入力。(上のコマンドでHDDがdisk0になってる場合。)
「clean」を入力。(これで選択したディスクを初期化します。)
「convert gpt」を入力。(GPT形式に変換してくれるコマンド)

これでディスクの処理はなんとかなったのでもう一回インストールするドライブを選ぶ画面で新規をクリックしてパーティションを作るサイズを指定。(きれいに半分にするのなら予め入力されている値を2で割ってやればきれいに分かれます。)

そうしたらなんか色々作られると思うので少し待ちます(EFIパーティションとMSRと回復用が勝手に作られる感じです。)
その後作られたパーティションにWindowsをインストールして初期設定を終わらせれば一通りの処理は終わり。

その後Windowsの方でとりあえず半分余ったパーティションを作ってWindowsの出番は終了です。(そうしておかないともしかするとMacの方で未作成の半分が認識されないかも)
次にもう一回インターネット復元の方でディスクユーティリティを起動して本来ならHFS+にフォーマットしてOSのインストールで終わるんですがこれができずに何度やっても「MediaKitが〜〜〜」的なエラーが出てループになるのでインストールはしません。
(どうやらMacOSの方でフォーマットをするとパーティションの間に128MBほどの未割り当ての領域でパーティションを挟むように作られるみたいでこれがないとパーティション触れないっぽいですね。かといってMacの方でパーティションを切るとWindowsはインストールできないのでここで結構時間食いました)

かれこれ3日ほど格闘してたんですがどうやら消去はできないんですが復元(ディスク・パーティションの内容をそのディスクにクローンを作る機能)を使うことはできたのでこれを使って戻すことにしました。

ここから更にもう一つ面倒なことをすることに。

簡単に言えばMacOSが入ってるパーティションを復元してやれば今回の件は解決するんですがHDDには入れれないので今回はUSBメモリにMacOSをとりあえずインストールしてからそのUSBメモリのデータをまるまる最初にWindowsで作ったもう半分のパーティションに復元するという方法で今回は無事にデュアルブート環境を戻すことに成功しました。

そして最後にUSBメモリのデータをHDDに復元してHDDからMacOSを起動したあとにSierraにアップデートしてTime Machineの復元をかければ元通り。無事に戻るわけですよ。あとはBootCampアシスタントからサポートソフトウェアを入手してWindowsの方でそれをインストールすれば作業は終わりです。

文章にまとめれば簡潔な作業なんですがこの復元が使えるということに気づくまでにものすごく時間がかかって2,3日はずっとWindowsを何度も何度も再インストールしてました。

しかも結局Windowsの方はバックアップの方は戻せなかったのでWindowsの方だけは真っさらになってしまいました。(一応データの方はAcronis Cloudの方に保存してあるので何かいるときには戻せるようにはしています。)

ただやっぱりBootCampを使わずにデュアルブートをするにはパーティションを必ず触るのである程度慣れている人がやるべきかなって思ったりもします。(じゃないと自分みたいに数日もパソコン使えなくなっちゃいますからね)
それをバックアップとインストール用のメディアとかも用意しておかないとパソコンが1台しかないと結構なロスになります。(私の方はなかったのでノートの方からWindows10のメディアインストーラーを作るツールを使ってインストール用のUSBを作りました。)

ただ、こうやって思い出しながらやると結構慣れてくるなぁって思いつつもうインストール作業はしたくないなぁって。

ほんと、皆さん気をつけましょうね。

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